フタゴログ ~if あなたの人生は私が選択しなかった人生~

双子の姉妹が交換日記的に日常をつづるブログ

チャーハンの思い出

こんにちは、さいとうゆかです。

長女が幼稚園に通っているので、普段お昼ごはんは次女と二人で食べる。お昼ごはんの定番のメニューはうどんやスパゲッティなどの麺類の他に、最近よく食べているのがチャーハン。 

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チャーハン、実は偏食の長女は全く食べてくれない(野菜が混ざっているのがダメらしい…。っていうか野菜食べてほしいからあえて混ぜて食べやすくしてるのに!)が、次女はもりもり食べてくれるので、お昼ごはんのメニューとしてよく出すようになった。

チャーハンの思い出と言えば、初めて作れるようになった料理がチャーハン。
正確に言うともっと簡単なものはできたんだろけど、初めて人に「作れるよ!」と堂々と宣言できるようになった料理がチャーハンだった。小学校の1~2年生頃のことだったと思う。とにかく誰かに「できるよ!」と自慢したい時期、ちょうど親戚の叔母さんのうちに遊びに行った時のこと。

「お昼ごはん何にしようか~。チャーハンでも作るかなぁ~。」と叔母さん。
「チャーハン!私、チャーハン作れるようになったんだよ~!」
「あ、そう。じゃ、材料あそこにあるから作っといて。」
「…うん。」

その後もくもくと作業。
「へ~!チャーハン作れるようになったんだ!」みたいな反応を期待して嬉々として話したのに、出来上がりを食べてもらっての感想も「うん、普通のチャーハンだね~。」みたいな感じでがっかりしたのを覚えている。
う~ん、本人はすごいと思ってたけど、やはり女の子だから普通にできて当たり前と思われたのか…。(自分の子どものことを思うと2年生でできたらすごいような?)
できても別にとくに偉くもないってことで家事とか料理へのモチベーションが小学生にして下がったような気がしたな~。(まー、できないと問題なんだけど)
自分の子どもたちにはできて当たり前と思っても、できるだけ前向きにほめよう…。

そんなエピソードを思い出しながら次女と二人でもくもくと食べるお昼ご飯のチャーハン。
私の方が先に食べ終わってしまうと、それに気付いた次女が自分の皿から私の皿へ「どうじょ。」といいながら少しチャーハンを分けてくれる。
「ありがとー。」ほんの少しの量なのでスプーンで上手くすくえず、器をもって丼のようにかきこんで食べたら(お行儀悪い!)、それを見た次女が「その手があったか!」みたいな顔して速攻で真似してかきこむように食べてぼろぼろこぼしている。(あ~あ。)
そういえば、私も子どもの頃お母さんと妹と三人でお昼ごはんによくチャーハンを食べたなぁ~。母と同じことをしている自分。いつもの日常が急に不思議な気持ちになった今日のお昼ごはんでした。